2024.10.16 ニュース 「保存用プレート [プリザベーションプレート]」がグッドデザイン賞2024を受賞 深江化成株式会社(代表取締役:細川 忠志、本社:兵庫県神戸市西区室谷2-2-7、以下「深江化成」)の「保存用プレート [プリザベーションプレート]」が、公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)が主催する、グッドデザイン賞2024を受賞しました。同賞を保存用プレートーが受賞するのは初※(※深江化成株式会社調べ)となります。 【グッドデザイン賞受賞ページ】https://www.g-mark.org/gallery/winners/22965 受賞に際して、審査員からは「本製品は、DNA、RNA、オリゴヌクレオチドなどの核酸や、血液などの検体を、プレート上のペーパーチップに分注して吸着させ、常温常圧条件下で保存、輸送することを可能にしている。冷凍保存不要のため大型冷凍設備が不要で、停電や設備の故障などによるサンプル損失のリスクを回避できる。コンパクトであるため、輸送に要するエネルギーも軽減され、環境負荷を減らすことができる。研究者の利便性を向上する、優れたデザインである点を評価した。」と高く評価されました。 ■製品のご紹介 冷凍保存が一般的だった微生物や核酸、血液などのバイオリソースを、乾燥保存によって常温・常圧で保存・輸送できる製品です。DNAやRNA、血液などの検体をペーパーチップに吸着・乾燥させて保存します。発酵食品の菌の保存にも活用されています。従来の液体保存よりも省スペースで、効率的です。常温で4ヶ月以上保存可能で、試薬を選ばないため利便性が高く、コンタミ防止や研究者の負担軽減にも貢献します。また、フィールドワークや海外からの微生物輸送にも対応し、停電時のバックアップ保存にも有効です。 製品情報 https://watson.co.jp/product/special-plate/pvp/