よくあるご質問

Q & A

ピペットチップについてのご質問

  • エクストラロングチップ、ロングチップご使用上の注意

    吸引した液体は、水圧の影響を受けるため、同じピペッターを使用してもロングチップ(801チップ(250μL)、805チップ(1200μL))をご使用の場合吸い上げられた高さに応じたピペッターの目盛補正が必要になります。

  • 寸法(チップの全長)を教えてください。

    チップ全長はPDFの総合カタログ、またはオンラインショップにてご確認ください。

  • 503と703はどう違うのですか? ラックは共用できますか?

    503はエッペンドルフタイプ、703はギルソンタイプで外観の形状が異なりますが、フィッティング部の内径は同じなため、どちらも同じピペットで使用できます。システムラックも共用可能な設計をしています。

  • システムラックのみの販売は?

    各モデル毎にシステムラックのみの販売を行っています。空ラックはPDFの総合カタログ、またはオンラインショップにてご確認ください。

  • システムラックのままオートクレーブ可能ですか?

    ポリカーボネイト(透明)タイプは、繰り返しオートクレーブが可能です。ポリプロピレン(半透明)タイプは安価ですが、熱変形の影響を受けやすいため交換プレートとのフィッティングが多少悪くなります。

  • マルチチャンネルピペット(8ch・12ch)に使用できますか?

    各社マルチチャンネルとの勘合は、検証されていますが、一部の機種で未確認のものもあります。 吸引ボリューム範囲をご指定いただければラックチップのサンプルをご提供いたしますので、お手持ちのピペットと事前テストをしてお使いいただくことをお勧めいたします。

  • 802のタイプを使用していましたが、代替品は、何になりますか?

    804Cが後継モデルです。チップのディメンションは、すべて同じで目盛り入りに改良されました。

  • 204/207/705/706/801/804/805の目盛り位置の容量は?

    204、207は、 2, 10μL
    705は、 20, 50, 100μL
    706は、 200, 500, 1000μL
    805は、50, 100, 200, 500, 800, 1000μL
    の目盛りが付いています。
    PDFの総合カタログ、またはオンラインショップでもご確認いただけます。

  • バルクチップの包装されている袋の材質を教えてください。

    ポリエチレン(PE)を使用しています。耐熱温度は80℃までですのでオートクレーブは不可となっております。

  • 交換プレートとシステムラックの違いは?

    交換プレートはプレートにチップのみがセットされているタイプで、ラック(本体・フタ)がついていません。システムラック使用後の詰め替え用です。交換プレート、システムラック共に個包装されています。

  • 適応ピペットなのにチップが嵌合位置までささらない。

    一部のピペットでチップエジェクター(チップ取り外し)が脱着できるものがあります。外したエジェクターを取り付けた際、規定の位置まで取り付けられているかご確認ください。取り付け位置が低いとチップはノズルコーンに全くささらなくなります。

  • DNase/RNase/Human-DNAフリーのチップはありますか?

    本ホームページ、ワトソン総合カタログでこのマークのある商品がそれに該当します。
    弊社のほとんどの製品が該当します。

  • チップが脱落したり、吸引後、液漏れするピペットがあります。

    嵌合部(ノーズコーン)に偏磨耗、傷等がありますとトラブルを発生することがあります。また、ご使用されている同機種のピペットでも同様の現象が確認される場合は、チップのロット不良が考えられます。お手数ですが、弊社ウェブサイトよりご連絡をお願いします。

フィルターチップについてのご質問

  • フィルターチップのバルク包装での販売はしていますか?

    フィルターチップは、すべて滅菌済みのためバルク包装での販売はしておりません。

  • フィルターチップはオートクレーブにかけられますか?

    残念ながら、かけられません。フィルターの材質がポリエチレンのため、121℃の温度に耐えられません。その為、全て放射線滅菌済みにて販売しています。

  • システムラックと交換プレートの違いは?

    交換プレートはプレートにチップがセットされているタイプで、ラック(本体・フタ)がついていません。システムラックの使用後の詰め替え用です。使用後のケースは、ノンフィルターチップ のオートクレーブラックとしてもお使い頂けます。

マイクロチューブについてのご質問

  • 1.5mLの目盛のついている位置の容量は?

    415/515/5155/615/815/8155/915(遮光)/プロキープ1.5mLは、それぞれ200・1000μLの位置に目盛がついています。
    ハイパーマイクロチューブは、715/7155のみ、500・1000・1500μLの目盛がついています。

  • 遠心力は何Gまでかけられますか?

    131-715C、131-7155C、131-815C、131-8155C、131-415Cでは遠心強度:20,000×G(水1.0mL・15分)を保証しております。その他のマイクロチューブにつきましては、PDFカタログで確認していただくか、お問い合わせください。

  • 20000Gで遠心したがチューブが割れてしまった。

    中に入れるサンプルにより、比重や薬剤耐性から20000Gにもたない場合があります。また、同じ20000Gでも遠心時間が長くなると破損する場合があります。(高濃度のエタノール/イソプロピルアルコールを1ml入れて20000Gで30分遠心をかけると微細なクラックが生じ、最悪の場合、割れてしまうことが確認されています。)

  • オートクレーブで変形した。

    オートクレーブにより多少の膨張収縮はありますが、変形や変色を起こすことはまれです。お使いのオートクレーブの水量、温度設定、経過中の実温度をご確認ください。オートクレーブは適正で作動しており、再度チューブに問題が発生する場合は、チューブのロット不良が考えられます。お手数ですが、お問い合わせフォームよりご連絡をお願いします。

  • チューブを高熱(98℃)で処理(ボイル)するとキャップが開いてしまう。

    チューブの熱処理によるキャップの保持は保証しておりません。専用の器具を利用してお使いください。反応物により、フタの密閉でチューブが破裂する恐れがあります。

  • 滅菌済みのチューブはありますか?

    下記品番の滅菌済みチューブをご用意しております。全てキャップが開けられた状態で10本ずつ※小分けされています。※131-015US(フタナシマイクロチューブ)を除く。
    ※滅菌済みチューブ
    131-715CS-N・131-7155CS-N・132-620CS-N・131-815CS-N・131-8155CS-N・131-415CS-N・131-615CS-N・131-515CS-N・131-5155CS-N・131-015US・130-806CS-N

  • チューブに使用されている原料は何ですか?

    バージンポリプロピレンを使用しています。

スクリューキャップチューブについてのご質問

  • 液体窒素(液相)での保存は可能ですか?

    液相内での使用は絶対にしないでください。品質及び安全管理上、液相での保存は保証しておりません。 気相での保存をお願いします。

  • 遠心力は何Gまでかけられますか?

    ワトソンのスクリューキャップチューブは下記の条件で検査を行っております。ご使用の遠心機に付属の専用アダプターがある場合は必ず併用してください。
    ・0.5mLチューブ:17,000×G(水0.5mL・15分間)
    ・1.5mLチューブ:20,000×G(水1.0mL・15分間)
    ・2.0mLチューブ:20,000×G(水1.5mL・15分間)

微生物プリザについてのご質問

  • 使用前、開封前の保証期間を教えて下さい。

    製造年月日より1年間で使用を開始してください。

  • 未使用製品はどのように保管すればよろしいでしょうか?

    袋を開封したまま未使用で保管しないでください。袋を開封すると滅菌の効果が失われます。必ず使用直前に、クリーンベンチあるいは安全キャビネット内で開封してください。

  • 使用を開始してからの使用期限を教えて下さい。

    弊社検証結果表をご参考にお試しください。保存温度にも影響しますので、長期保存をお考えの方は、低温をお勧めします。
    (参考URL:https://www.watson.co.jp/pdf/livingsituation.pdf

  • 常温保存と冷蔵保存で生存率が異なるのはなぜですか?

    一般的には温度が下がることによって好気性菌、嫌気性菌共に代謝速度が低下します。代謝が低下することで菌体の生化学的エネルギー(ATP、グルコース等)の消費量を減らし、菌体を長期保存させる効果があります。

  • 脱酸素剤の使用で生存率が良いのはなぜですか?

    脱酸素剤の本来の目的である『防カビ』も生存率が高い理由の一つです。保存方法が悪い場合、たとえば湿度の高い環境で保存した場合、空気中の水分を吸収しやすい濾紙にカビが生えてしまい、保存した菌株が死滅する場合があります。また、脱酸素剤を使用することで好気性菌であれば好気的呼吸代謝が低下します。代謝が低下することで菌体の生化学的エネルギー(ATP、グルコース等)の消費量を減らし菌体を長期保存させる効果があります。そのため、好気性菌であれば脱酸素剤を使用した場合の生存率が上がります。(嫌気性菌であれば代謝は低下しません)

  • -20℃での保存ではなく-80℃で保存した方が良いでしょうか?

    -80℃で保存するとプレートに貼付ける保護シールの粘着が機能しなくなる場合があります。-20℃以下での保存は避けていただき、シール面を向かい合わせて、重ねて固定しての保存をお奨め致します。シール面を向かい合わせることで、保護シールの捲れを防止します。

  • 大腸菌(E.coli)について、組換え体大腸菌で検証しているデータでしょうか?

    本検証データは、食品の品質検査等で使用する常在大腸菌であり、組換え体ではありません。※ 組換え体大腸菌 = 遺伝子組換え用 = 宿主大腸菌 等、人により呼び方が異なる場合がございますが、全て同じものをさします。

その他のご質問

  • 各システムラックの寸法(外寸)を教えてください。

    オートクレーブにより多少の膨張収縮はありますが、各ラック毎の寸法は、以下の通りです。
    201/207用 118x82x64(H)mm PPタイプは、67(H)mm
    204用 118x82x40(H)mm PPタイプは、42(H)mm
    705用 118x82x62(H)mm (PPタイプ)
    503/703用 118x82x64(H)mm PPタイプは、67(H)mm
    801用 118x82x101(H)mm
    505用 118x82x63(H)mm
    502/706/804用 131x89x92(H)mm
    805用 131x89x143(H)mm
    401用 131x89x143(H)mm

  • 培養プレート・タイタープレートの寸法を教えてください。

    培養プレート・タイタープレートの各種寸法は「マイクロプレート各種寸法表(PDF)」をご覧ください。※総合カタログ掲載品のみの寸法表となります。